ご依頼内容 ● ガラスサイン
施工地 ● 大阪市中央区東心斎橋1-18-24 X-city SHINSAIBASHI B1
施工日 ● 2021-7-25
高知で泳ぎイカと鰹の藁焼きタタキ「寅八商店」の運営をされている有限会社 A’s CreativeDining様より「寅八商店 心斎橋店」様のガラスサイン の依頼が。
横2400mm、縦3280mm 三面という大型サインです。
こういうガラスにフィルムを貼る際に一つ大きな注意すべき点があります。
それはガラスとフィルムの熱による膨張、収縮率に差ができるという事。ガラス面に塩化ビニール等のフィルムを施すことで、太陽光などの影響を直接受けることになります。
普通、ガラスよりフィルムの方が熱により伸びたり縮んだりしやすい。目に見えることはありませんが、例えば昼間の太陽熱でフィルムはガラスより伸びます。
今度、陽が沈み気温が下がるとガラスよりフィルムの方が縮みます。この膨張、収縮を繰り返す結果、ガラスが割れてしまうといった現象を稀に起こします。特にガラスの内部に鉄線が入った強化ガラスはガラス内の鉄の膨張・収縮も加わり、3つの素材がそれぞれ伸びたり、縮んだりしてさらに割れやすくなりますのでウィンドウサインには不向きと考えたほうがいいでしょう。
でもご心配なく、こういったガラスの割れを防ぐ方法としては、ガラスの縁の四辺に数ミリ余白を設けてあげると防げるんです。
フィルムの膨張・収縮の力を空白部分で逃してやることができるんですよ。